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クレールの膝のsahoのレビュー・感想・評価

クレールの膝(1970年製作の映画)
3.8
湖と山と水路とそこにかかる橋に佇む女。オープニングから色彩が圧倒的に美しい。
手書きの日付も素敵。
対照的に主人公のおっさんは端的に言ってキモい。なのに目が離せないのは風景と女性たちの美しさのせい?
フェティシズムの塊。膝にフォーカスした梯子のショットなどはそれだけで笑えてくる。
婚約者もおっさんの妄想なのでは?と思えてくるけど本当にいたんだね。自慢話に付き合ってあげる小説家の女性、優しすぎる。
毎日何をするでもなく、ボート乗ったりテニスしたり遊んで過ごす、まさにバカンス。日本人にも1ヶ月ください。
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