【くだらない嫉妬心にエスプリを効かせて】
邦題を見てまさかと思ったら内容そのままの変態映画でした。
ロメール監督は本当にスケベですね。
しかしそこだけが見所ではなく議論好きのフランス人らしさ溢れる会…
「おじさんが別荘でムラムラしてやばい」というどうしようもない話を、繊細な思索をもって紐解いていき、学術的な高みまで持っていくというかなりめんどくさい映画。
多分濱口竜介とかこれ好きなんだろうなーって…
※ここでは、エリック・ロメールの<六つの教訓話>を観たので記念にまとめて総括しています。『クレールの膝』のレビューではありません。
ロメールは『モンソーのパン屋の女の子』(1963)から『愛の昼下…
アウト。若い女の精神的な未熟さ、もしくは肉体的な未完成さに心を揺らす婚約を控えた男の無責任な恋愛。だとしても。逆に、こんなアウトな映画を撮るためには、ここまでの技量がないといけないのかと身悶える。危…
>>続きを読むオイ!オッサン!!!!!同意の上での愛撫(膝をすりすり撫でる)って...オッサン!!!!!
個人的に男主人公の回は終始欲望が滲み出てて受け入れ難い 女主人公だと思考回路捻くれててもまだ許容範囲..…
六つの教訓話
欲望をこんなにも滑稽に描けるエリックロメールはやっぱり天才。気持ち悪ければ気持ち悪いほどおもしろい。長回しで膝を撫で回している時鳥肌がたった笑偶然を装ってちゃっかり触ったり、実験とか…