透明なテント

クレールの膝の透明なテントのネタバレレビュー・内容・結末

クレールの膝(1970年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

バカンスで出会った昔の女性オーロラ、彼女の娘に好かれてしまったような男はその娘たちで実験をし始める。妹のローラと遊んだあとに、クレールと出会うのだがクレールと出会うときの切り返しショットがこれから絶対に男にとって何かある存在だという撮られ方をしていた。
「彼女の膝に触れたいと思うようになった」
という男の欲望をオーロラに告白する台詞から、映画は男がクレールの膝を触るまでの話に切り替わる。
観客の視線を巧みに操り、その台詞だけで「膝に触れる」というアクションにドラマのピークを迎えさせる手腕に脱帽。