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007/死ぬのは奴らだのののレビュー・感想・評価

007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)
3.5
サン・モニークを調べている諜報員が相次いで殺されたことから、アメリカへと向かうボンド。フィリックス・ライターと共に黒人活動家で首相も務めるDr.カナンガに近づく。そこでボンドは未来が見える謎の美女と出会う。007シリーズの第8作目であり、3代目ボンドであるロジャー・ムーアのデビュー作。

ジョークの多いボンドに広川太一郎の吹替が堪らないシリーズである。
美女を引っ掛けるために恋人のタロットカードを大量に使うボンドがツボだった。
ワニに囲まれるシーンも好き。

ブードゥー教がテーマにあるためこれまでとは違ったファンタジー要素があるのも面白い。
最後まで正体が明かされないままのサメディ男爵は印象的な高笑いもあってか忘れられないだろう。

ただ後半のボートでのチェイスシーンが長すぎる。
翻弄される保安官の姿は面白いけれど、それにしても長い。
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