にわ

Dolls ドールズのにわのレビュー・感想・評価

Dolls ドールズ(2002年製作の映画)
3.1
天才たけしも駄作を作る、と切り離しても良いが…、実際冒頭から40分くらいは見続けるのもツライものがある。
登場人物が増え、交差する群像劇の程を成してからはやや引き込まれるものがある。
古典から繰り返し語られる愛の悲劇、山本耀司の色彩、春の桜から真紅へのコントラスト、喪失と引き換えに手にする愛、など不統合ながらも映画にはなっているか。
北野作品で繰り返される死に場所探しの、もう一つの変奏。
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