北野映画10作目。
西島秀俊、菅野美穂、深田恭子と今までになく煌びやかなキャスト陣で描かれる、幻想的で残酷な純愛物語。暴力表現は『ソナチネ』や『BROTHER』の方が激しいが、登場人物のやり切れなさ…
基本形には淡い、報われない恋が3本並行するという群像劇仕立て
群像劇なうえにクライマックスで3本の線が交わることもない、一般論としては「筋が悪い」としか言いようのない形式なのに、不思議と観ていられる…
流血の赤 紅葉の赤 情熱の赤。
赤と青というあまりに正反対な色彩を用いても、押し出されるのは叙情的な情景。キタノブルーに代表される独特な色彩表現の中で、一際インパクトの強い本作の赤を基調とした画…
ただひたすら歩いて、歩くのも悪くない。諦めてはいるけれど離れられない、2人の愛がすでに枯れた後の旅。それこそ、死に場所を探しているような。
愛している。だとか、野暮かも知れない。抱擁もいらない。た…
赤がとても印象に残る。鮮やかで美しい。
紅葉の葉の形をそのまま使ったり、花の色の変化などにより心境や状態・状況などが繊細に表現されているようでした。
赤と白の花の色が移り変っていく様子を通して春奈と…
なんか言いたそうだけど結局何が言いたいのか伝わってこない、ただ悲しい話って感じがしてしまった。
それまでのたけし映画的なギャグシーンがあるわけでもなくバイオレンスがあるわけでもない、そういった意味で…
映画を見て、その映画に圧倒されるあまり何も言葉が浮かんでこない、あるいは、そもそもその体験を言葉に換言することを峻拒したくなる作品が時に存在する。北野武の監督第十作は、まさしくそのような映画だ。
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