芹沢由紀子

バッド・ボーイズの芹沢由紀子のレビュー・感想・評価

バッド・ボーイズ(1983年製作の映画)
4.2
非常にさわやかで陰鬱とした青春映画です。モノクロ映画かってくらい全体的に暗いしよく見えないけど、それも演出なのか?
昔まだDVD化されてなかったので、わざわざレンタル落ちVHSを探して買って、カメラ屋さんにディスクに焼いてもらいました。
そのくらい好きです。
他の人もレビューしてるけど、規模は小さいけど「アメリカンヒストリーX」とか彷彿とさせるストーリー。目には目を。
私は「ランブルフィッシュ」と「ウォーリアーズ」を思い出しました。
塀の中(といっても少年院)が舞台なので多少「ブラッドインブラッドアウト」も思い出す。

ショーン・ペンの若さ溢れる素晴らしい演技に目をみはる。アリー・シーディーかわいいですね!
不良半グレ少年が、心ある大人や理解者に恵まれ、成長してゆく真っ当な脚本です。
バッドボーイズと検索するとウィル・スミスのほうが出てきちゃうけど、こっちのほうが好きだし名作だと思います。
芹沢由紀子

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