芹沢由紀子さんの映画レビュー・感想・評価

芹沢由紀子

芹沢由紀子

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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.7

公開当時から気になっていた作品。アマプラで公開されたので鑑賞。

ちょ、
これ、モザイクほぼ意味なくね?ってほどくっきりチェコ在住のロリコン男たちが全世界に公開されているじゃないの!しかも最後の奴なん
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

すいません、勝手にジャケの感じから、「ヘレディタリ」とかのホラーだと
勘違いしてみてしまいました。
ちゃんとした、法廷ミステリー&ラブストーリーでした。

お話は面白くて最後までダレずに完走できました
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.5

ルーニー・マーラが美しすぎる。
線が細すぎるけど、ごついバイクを乗り回すとか、男性に受けそう。
代表作というか、世界的に名が知れたので体を張った甲斐。
オリジナルをまだ見ていないから、オリジナルも観て
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キャリー(2013年製作の映画)

3.3

クロエ・グレース・モレッツちゃん激かわいい
何も考えずにスーッと楽しめた。
お金がかかっている。
女子高生がわちゃわちゃ出てきて楽しい。
このシリーズ人気で何作もリメイクされているのに今回初めて見た
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

なかなかテンポの良い、小気味いいブラック・コメディーでした
知り合いの漫画家さんにお勧めされました。
もともとこの奥さんがサイコパスだったんですね、シリアル・キラーマニアで、自分もシリアル・キラーにな
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

おもろかったです

でも、この生物が超音波苦手とか、この家族が気づくよりもっと早い段階で優秀な学者、政府や研究機関も解明できたんじゃないのか、と夢のない感想を抱く夢の枯れたわたし。

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.0

続編も基本的には1作目と同じ感想です。

忠実に作ってもめちゃくちゃ面白くなったと思うのに、映画やさんが映画やさんのプライドにかけて、めちゃめちゃ派手にお金を使ってお客さんを喜ばそうとして頑張ったので
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

2.8

大人気コミック実写化映画。
私も原作大好きなので、この映画は厳しめのスコアです

今、芦原先生の「セクシー田中さん」問題で、世間では人気のコミックの実写化は忠実に再現するか否かの議論が盛んで私も嬉しい
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.2

アマプラで観ました。期待値が高すぎたせいで、そこまでの感動はありませんでした。
もっと主人公の信仰に没頭する感じを描いてほしかった。過去も特に匂わせた程度であまり説得力がありませんでした。

主演の役
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カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

3.5

良かったです!「ブラッド・スローン」の監督最新作。劇場で観ればよかった。好きなタイプの映画!

「ヴァイキング」で主演のトラヴィス・フィメルさんが結構な重要キャラで出ているのに、クレジットされてないっ
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火宅の人(1986年製作の映画)

3.2

緒形拳さんの映画を見るムーブがたまに起こる。
火宅の人っていうのは、仏教用語で「火宅」家の外側はごうごうと燃えているのに、それに気づかずのんきに家の中で遊んでいる様をたとえた言葉だとか。
それを「愛人
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女神の継承(2021年製作の映画)

2.8

面白そうだなって思って観てみたけど、序盤が退屈過ぎて寝ちゃった。
そして、一生懸命バリバリ頑張って作ったというのは分かったけど、すべてがオーバーでやりすぎていて、まったく怖くなかった。

遊園地のホラ
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君に幸あれよ(2022年製作の映画)

3.2

ジャケ写のまんまの映画。
少年漫画をそのまま映画にしたような・・・エンタメとしてのパンチはなかった。でも俳優さんそれぞれ味わいがあって素晴らしい。

一つ一つのシーンが絵になってるな、って思っていたら
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遙かなる帰郷(1997年製作の映画)

3.0

地味なロードムービー。
男たちがワイワイガチャガチャ故郷を目指す。
悲惨で凄惨なシーンは特にないので安心して観れるが、これと言って印象的なシーンとかもなし。俳優さんはみんな素敵。

鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

4.2

私、五社英雄って、遊郭モノをみて「女性がひどい目に遭う話ばかり撮るひと」って印象で、恐ろしくて見られなかったんだけど、こんど「女鬼龍院」って曲を踊ることになって、参考に観てみた。

ハマった。

東映
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もう大丈夫(2022年製作の映画)

3.0

なぜ見たのかわからない。トルコの少女漫画みたいな映画。
都合のいいストーリーで、貧しいシングルマザーが余命宣告されるという残酷で悲しいストーリーだけど、ラストはまあ、ハッピーエンドです。
トルコが舞台
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.2

タイトルに惹かれて鑑賞。
面白かったけど、個人的には好きじゃないです。
でも、危ない少年の演技と、効果音さながらの音楽が不穏でとてもよかった。
音楽なのか、音なのか、とっても心理的に迫ってくる。
妻役
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魔界転生(1981年製作の映画)

4.2

沢田研二・千葉真一・真田広之・佳那晃子・緒形拳・丹波哲郎・若山富三郎

すごい豪華絢爛のキャスト。お金がかかっている!数十年ぶりに観たけどサイコー!
若山富三郎の殺陣って本当に美しい。世界に誇りたい。
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ゴシカ(2003年製作の映画)

3.1

え~~~!って筋の、B級っぽい作品なんだけど、キャストが超豪華。
ハルベリー、ペネロペクルス、ロバート・ダウニーjrなどなど。

ホラーとかミステリージャンルとしても先が読めるので退屈だけど、これはね
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カーゴ(2013年製作の映画)

3.7

こちらが短編の方のカーゴですが、よくぞ7分の尺でこんなタイトにまとめて、美しく終われるな!モノをクリエイトするってことは、こういうことだな!
こういうものを作らなきゃな!というやる気を起こさせてくれる
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カーゴ(2017年製作の映画)

3.5

あ~、だめ。もう最後ボロ泣き。

数年前に、7分間の短編映画の方のカーゴ(youtubeで観れる)を見た時もボロ泣きして、筋は知っていてもやはり同じように泣いた。

アボリジニに白人たちがしたように、
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戦火の馬(2011年製作の映画)

4.2

馬が好きだから、馬が痛い目に遭う映画はちょっと・・・と避けてきたけど、こちらはさすがスピルバーグ!!

絶妙なバランスでかいくぐる。
馬はロマン。
馬は情熱。
馬、さいこー!

万国共通、馬は素晴らし
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.1

ネットフリックスで鑑賞。
尊い作品。
50年くらい前に起こったウルグアイの軍航空機が、チリのアンデス山脈に墜落した事故のお話。
犠牲になった人の肉を食して2か月間極寒の地を生き抜いて生還した29人の生
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告発のとき(2007年製作の映画)

3.6

うううう・・・・ぐぬぬぬ・・・・

悲劇ですね

とても刺さります

強くてかっこいい世界の警察、リーダー、アメリカ。

でもそのガワを保つため、ものすごい犠牲を国民(おもに若者)に強いているという現
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.5

これはねえ、ずっと怖くて長いこと見られなかったやつなんですよ。
前評判で「映画祭で上映中に途中退場者続出」とかいわれると、そんなに残酷なの!子供が痛い目に遭うシーンは見たくない!と覚悟が要ったからです
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光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)

3.2

宇宙人モノとしては「ブラザー・フロムアナザープラネット」(ジョン・モートン主演)が好きすぎて、どうしても比べてしまい、ベラベラ喋り捲る宇宙人のケヴィン・スペイシーはスキになれない。

ただ、謎解きもの
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ザ・ディープ(2012年製作の映画)

3.4

何となくチョイスしたら、とても良作だった。好き。

実話をモチーフにした(というかほとんど再現フィルム)ドキュメンタリー調の映画。
淡々としている。過剰な演出も、盛り上がりもなく静かで厳かな展開。
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.7

30年近く前、すごい前評判で公開が始まったけど、私は「夜と霧」とか「アンネの日記」などを読んでいて、トラウマになってしまい、ものすごくホロコーストを題材にしたものが怖くてですね、観に行けなかったのです>>続きを読む

ラフィキ:ふたりの夢(2018年製作の映画)

3.4

え、ケニアって、同性愛禁止なのに、LGBT映画に出ちゃって大丈夫なの?
ケニアって、こんなに都会なのね!
新鮮。新鮮。
女の子たちもかわいいし、色鮮やかでおしゃれ。
LGBT映画って、お洒落だから、若
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日本女侠伝 侠客芸者(1969年製作の映画)

3.5

ようつべの東映チャンネルで、2週間限定で公開しているので、作業用BGMとして見始めたら、めちゃめちゃ美しい芸者衆の宴会シーンに釘付けになり、そのままラストまで鑑賞してしまった。

このシリーズメチャメ
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.1

中年プロデューサーや中年脚本家による孤独な中年に夢を与えてくれるおじいさんファンタジージャンルの名作。(あくまで私の勝手な印象)

「わたしはダニエルブレイク」を思い出したけど、ダニエルブレイクの方が
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ナイト・ウォッチャー(2020年製作の映画)

3.5

ポーランド映画をあさっていて見つけた1本。
このジャケ写はイケてない。失敗だと思う。
このジャケではストーリーもよくわからないし期待値も上がらない。
ジャケ写に反し内容はとてもよかった。

主人公がと
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.3

時間があったし面白そうだなと思ったので鑑賞。
エンタメ作品としてはなかなか楽しい。
妊婦礼賛映画。
見ているとそんなアホなというツッコミだらけなんだけど、ものすごい迫力映像でそのツッコミをなぎ倒して最
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.5

ヤバい映画。なんじゃこりゃ!
長編映画を撮るための布石?映画制作会社に売り込むために自分のセンスのすべてをつぎ込んで作ったのだろうか?

面白かったけど、のっけから、ヤバさ全開で、これは絶対不幸な結末
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.5

マイケル・ベイ監督好きなんだ~!スッキリ爽快感のある作品。

頭の悪い人でもわかりやすいし何の社会的テーマも敷いてないからお気楽に観られる。
まあ、ツッコミどころは満載でもっと短くてもいいなとは思うけ
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飼育(1961年製作の映画)

2.7

なんで観ようと思ったのか・・・大江健三郎が芥川賞をとった短編小説の映画化で、大島渚が監督しているし、三國連太郎主演という豪華な誘惑にフラフラしたんだと。期待値が高すぎた。

古い作品なので、とにかく観
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