TOM

ロビン・フッド/キング・オブ・タイツのTOMのレビュー・感想・評価

3.2
パロディ映画の名匠メル・ブルックス監督による1993年のコメディ映画。ロビン・フッドの伝説を下敷きにしている。

十字軍遠征に参加していたロビン・フッドはエルサレムで捕虜になるが囚人たちと共に脱出。泳いで(?)イングランドに帰郷する。しかし、イングランドではリチャード王の不在をいいことに弟ジョン王子が圧政を敷き、ロビンの居城や領地も奪われてしまっていた。彼は仲間たちと共に「メン・イン・タイツ」を結成し、悪政を行うジョン王子一味と対決することになる。

所々にミュージカル調の演出が取り入れられており、冒頭から馬鹿馬鹿しさ全開。ビーボーイ風の男たちによるラップ曲「SHERWOOD FOREST RAP」から幕開け。振り付けも楽しい。メン・イン・タイツの面々が歌い踊る楽曲「MEN IN TIGHTS」や本作のヒロインでロビンと相思相愛のマリアンが歌う「MARIAN」も良い。馬鹿馬鹿しくも楽しい映画。
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