ゆう

エム・バタフライのゆうのレビュー・感想・評価

エム・バタフライ(1993年製作の映画)
3.5
事実を元にした作品。
東洋と西洋を対比させ、作られた東洋に魅了され最後には自ら構築させた東洋に一体化してしまったルネ。
西洋から見た東洋に嘘も交え美しい幻を作りあげたが、最後に自分を見て欲しいと懇願するも拒絶されてしまったソン。

自らが生きた証を残そうとする2人が最後は交わることができないのが悲しい。

ジェレミー・アイアンズは恋愛で身を崩すエリートの役がほんとにうまい。
そして相手役のジョン・ローンは同じ東洋人から見ると、女性にしてはごついから正直わかるけど、仕草などがとにかく色っぽい。
主演2人の演技力が素晴らしい作品ですね。
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