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陽はまた昇るのEmiDebuのレビュー・感想・評価

陽はまた昇る(2002年製作の映画)
3.5
ビクターの実話を映画化した熱い日本のサラリーマンの話。引き込まれやすいのはそのイメージを想像するのが容易だからだろう。やはり洋画しか観ないとか宣言する人には考えを改めた方が良いとお勧めしたい。それほどこの映画が良いってわけではなく価値観が日本人よりの方が普通分かりやすいでしょってだけの話なんだけど。
まぁでも、期待を上回ることも滅多にないのも邦画だと思うので一概には言えないね。ごめんなさい。
VHSの歴史を振り返る、プロジェクトXを映画にしたみたいな感じなんだけど、胸が熱くなるものがある。人情的な加賀谷と、それについてくる従業員。
しかし、これは団塊世代の美談のようにも思える。良い話なんだけど、これに影響を受けてこうなろうとなる人はいて欲しくない。
働くために生きるのはまっぴらごめんだと思う自分には、この映画が働くことが美学だと訴えられているような気がした。しかもこれが、日本アカデミー賞の最優秀賞なんだからなおさら洗脳に感じますね。
感動もする、良い話だとも思う、しかし、影響は受けない。この映画はそういう位置
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