ダオ

男はつらいよ ぼくの伯父さんのダオのレビュー・感想・評価

3.8
1989年につくられた山田洋次監督・脚本作品。浪人生活を送る満男はブラスバンド部の後輩である泉に想いを寄せていたのだが、彼女は両親の離婚で佐賀へ転校。そこで満男はオートバイで彼女のもとへ向かったのだが……。恋に悩む満男に恋の手ほどきをする寅さんを描くシリーズ第42作。

ああ、ねぇ、寂しいかぎりですね。寅さんは純に、じゃないや満男に主役の座をゆずったのですねぇ。最後の家族集合の場面に寅さんだけがいないことが象徴的でした。お話もなんとなく寂しい。『寅さん』というフォーマットが外れ「純」情ドラマになっていました。ああ、もうこのころは純の時代ですもんね。後藤久美子うつくしい!
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