一人旅

血のバレンタインの一人旅のレビュー・感想・評価

血のバレンタイン(1981年製作の映画)
4.0
ジョージ・ミハルカ監督作。

2月14日バレンタインの日に突如姿を現した連続殺人鬼に恐怖する人々を描いたホラー。
本作の殺人鬼はガスマスクを装着した炭鉱夫姿で凶器はツルハシという設定。ダース・ベイダーみたいに“シュコーシュコー”と呼吸しながら標的に接近していく姿が不気味で恐ろしい。80年代ホラーということで演出は偽りなしの直球勝負。笑っちゃうくらいに分かりやす過ぎる死亡フラグのオンパレードで、パーティからこっそり抜け出したラブラブカップルを待ち受ける惨劇も予想通り。
鉱山という舞台が活かされていて、逃げ場のない坑道と神出鬼没な殺人鬼の存在が恐怖心を煽る。トロッコに乗って地下深くへ下っていく場面はアドベンチャー的楽しさもある。
一人旅

一人旅