ふぁいぽ

トランスアメリカのふぁいぽのレビュー・感想・評価

トランスアメリカ(2005年製作の映画)
4.0
女性になろうとしている男性ブリーを演じた女優、フェリシティーハフマンが素晴らしい演技。他の方もそう思っているみたいで、男性が演じているのかと思った。 ブリーの辛い気持ちがよくでてる。

両親にも、自分の息子にもなかなか言い出せないでいるブリーの様な人達も世の中にはまだまだ沢山居るんだろうな。

そしてブリーの息子のトビーが、過酷な運命。母親は自殺。義父からは虐待。初めて会う父親は女性になりたがっていて、自分は性を売り物にしている。結構大変な状況だよね。

でも段々と心を通わせていく二人。ブリーの息子への接し方はとても素敵だ。トビーにしたら初めて自分をちゃんと見てくれる大人なのかも。

そのトビーを演じたケヴィンセガーズがとてもハンサムで、、、良かった。 とびーはまだ試練が続きそうな感じだけど、ブリーがいれば乗り越えていけそうな気がした。良い映画だった。