スープ大臣

南極料理人のスープ大臣のレビュー・感想・評価

南極料理人(2009年製作の映画)
3.1
キャスト選びに好感も、食卓シーンの会話が笑える会話っぽいけど笑えなく、リアリティある空気感だけど逆にリアリティがなく感じる私は北極ひねくれ人ですという激不味前菜からスタートしメインディッシュである作中のエビフライの美味しそうさに涎がしどろに落ち、華厳の滝のように夕闇に紛れながら轟音を響かせるがそれ以上の存在感をしめす、きたろうさん。きたろうさんそのままなのにきたろうさんが映画の中にいてて違和感がないという完成された静寂はまさにさきほどの華厳の滝とは対比をなし、自らの稚拙さを恥じ映画にのめり込むもよくある批判をなぞらえて言うとドラマで見る方が良さでるタイプの脚本。と映画通をしった口で叩くがそれもこの日本の恵まれた本土だから言える怠け故なのかもしれない。それは思った、感じた。