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南極料理人のmkのレビュー・感想・評価

南極料理人(2009年製作の映画)
4.0
今日は節分。南南東がちょうどテレビの方向だったのでラッキーと思いながら、本作を観ながら無言を守って恵方巻きを食べていた。そしたら、まさかの映画の中でも節分が登場して、思わず「あ!」と発してしまった。失敗。

ここから感想。さすが沖田監督の作品。優しい映画だった。クスッと笑えたり、ちょっと泣きそうになったり、おっさんたちの会話や喜劇にほっこりする。ゆるいけど、中弛みは全くない、沖田監督のセンスが光る。

料理が持つ力の大きさを実感させられる飯テロ映画。そもそも、南極地域観測隊の存在を初めて知ったのだが、今も毎年派遣されてるとは、、しかし、1年以上も南極の深部に閉じ込められるなんて、左遷だと感じて来ている人にとっては相当辛いなと。そんな中で、主人公の食事が彼らを癒す。いい映画だった。
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