Misa

南極料理人のMisaのレビュー・感想・評価

南極料理人(2009年製作の映画)
3.9
南極と言っても、かの有名な昭和基地、ではなく、そこから1,000kmも離れた、ペンギンもアザラシもウイルスも居ない、ドームふじ基地。−70℃を下回ることもある極寒地。

料理人(ほんとは海保の人)と、他それぞれのミッションを持って、気象学者、雪氷学者、大学院生、大気学者、自動車メーカー社員、医者、通信社員という観測メンバー。おじさんたちの南極での一年半。辛いことも楽しいことも、仲間とご飯と共に乗り越えて行くお話。(ふふっ って笑えるシーンが多いw)

てかみんなさぁ、仕事とはいえご飯作ってくれる人に「美味しい」って言葉で言いなよ!!んで勝手にどばっと調味料ぶっかけて味付け変えんな!!と思いつつ、食器がカチカチ当たりながらもガツガツ食べる様子は見てて気持ちが良いところもある。特に豚汁。

しかしなんでこうラーメンってみんなあんなに好きなんですかね。日々色んな栄養バランス考えてご飯作ってるだろうに、それをぶち壊すラーメン。しかもそれを食べてる表情がいちばん幸せそうだったのが、なんだか心が痛かったよ私は。。。たまに食べる昼のラーメンくらいがちょうど良いよ(といいつつ呑んだ後のラーメンに関しては最悪で最高に美味いことも知っている)。

氷床コアという、氷河の底深くまで伸びる筒状の氷(何万年も前に積もった雪からできている)を取り出して、過去の気候や大気を研究するのが目的だったそう。勉強になったので+0.1スコアでした。
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