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地獄への道のkouのレビュー・感想・評価

地獄への道(1939年製作の映画)
3.5
ジェシー・ジェームズの辿った人生を、ドラマチックに悲劇的に描きながらも、コメディの要素や激しいアクションもある作品。ジェシーが何故列車強盗や、銀行強盗を続けたのかという動機にも重きを置いている作品だと思う。

やはりアクションの豊かさに溢れ、特に序盤の列車強盗の一連の流れ、列車の屋根を進むアクションはとても素晴らしかった。また、脱獄したジェームズ兄弟を追う馬の列も迫力があり、この時代だからこそのアクションに感動した。

ラストのいつ悲劇が起こるのかわからない緊張感も素晴らしく、映画としての色々な面白さのある作品だと思う。
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