kouさんの映画レビュー・感想・評価

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どんな映画でも良いところを見つけられたらなと思います。Twitterもやってます。
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映画(422)
ドラマ(0)

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

《圧倒的な敵》
2008年のアイアンマンから10年。シリーズ19作目にもなるMCUの集大成。現在の映画を語る上では決して外すことのできない大作であるMCUが、今作を未来に据えながら常に映画を作ってきた
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.5

《それぞれの真実を語る》
アメリカ人として初めてトリプルアクセルを成功させたトーニャ・ハーディングの幼少期から、ナンシー・ケリガン襲撃事件とその後について描いた映画。今作で特徴的なの登場人物がインタビ
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.0

《ホームビデオとある決断》
映画の序盤、中盤、後半と展開が変わっていく作品。序盤の衝撃的な展開、そして中盤の法廷劇、そして後半は想像もしなかった驚く展開に流れていく。舞台はトルコ系移民の多いハンブルク
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.5

《ジュマンジ+ブレックファスト・クラブ》
前作であるジュマンジはあるボードゲームに参加したことから、町中に動物があふれ、ボードゲームでクリアを目指すという物語で、その当時小学生ぐらいだった自分にとって
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

2.5

《ボードゲーム+人間ドラマ》
ジョー・ジョンストン監督、少年アラン・パリッシュがボードゲーム、ジュマンジを見つける。そのボードゲームはサイコロで止まったマスに書いてあることが現実に反映するものだった。
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

《濃密な愛》
とても美しく悲しく、愛についての映画だった。監督は「ミラノ、愛に生きる」「胸騒ぎのシチリア」のルカ・グァダニーノ監督。今作を見て夏の気だるさと清涼感、自分の中にある気持ちと、それに苦しみ
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海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

3.5

《生きることは義務でなく権利》
主人公ラモンは岩場から飛び降りたことで岩に頭を強打し、下半身不随になってしまう。彼は死を選ぶことを望むが、彼の周りの親しい者達は彼の死を望まない。

モラルや常識で単純
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.0

《弟という存在》
トム・マクグラス監督の3Dアニメーション映画。主人公ティムのもとにある日スーツを着た赤ちゃんがやってくる。彼はベイビーコープという組織に属している大人の精神を持った赤ん坊で、赤ん坊が
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

《キャラクター達の会合》
間違いなく、紛れもなく今年を象徴する一本となった今作。できるだけネタバレをしないように見に行くのが一番。あのキャラクター達、映画への愛、興奮する事間違いない展開がたくさんある
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.0

《進むスピードの違い》
とてもセンチメンタルでもあり、そしてロマンチックでもあるが基本的には現実的。美しきその映像と、僕とあなたしかいないのだというその世界観、新海誠監督らしい代表作だと思う。

短編
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

3.5

《希望を託す》
チャン・フン監督、ソン・ガンホ主演。1980年に起こった光州事件の実話をもとに映画化した作品。人情味あふれる人間ドラマが主体だが、そこには残酷な歴史の事実が覆っている。その重みのある物
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娼年(2018年製作の映画)

3.0

《耳に残る音》
石田衣良の原作の映画化。あの三浦大輔が監督、そして松坂桃李が主演という事で見に行った。映画を見終わって、かなり性という部分に真剣に向き合った映画だったなと思った。それは三浦大輔という監
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.0

《最後まで奪われなかったもの》
ジェニファー・ローレンスの持つ妖艶さと面構え。女スパイ物映画が最近の記憶では「アトミック・ブロンド」などがあるが、やはりまずは女優の存在感に焦点が当たるだろう。そういう
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

3.0

《退廃的な雰囲気》
ジム・ジャームッシュ監督作品。トム・ヒドルストン、ティルダ・スウィントン、ミア・ワシコウスカ等のキャスティングはジム・ジャームッシュらしさがあふれている。そしてこの三人の吸血鬼役が
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

2.5

《クイーンの存在感》
ちはやふるの後編。前作は王道的青春映画の形を、丁寧に描いた印象があったが、後編は全体を見るとどこか散らかったような印象があった。物語の進行が進むと思ったら後退したり、新というキャ
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

《政治とメディア》
1971年、ベトナム戦争における不都合な真実を書かれたアメリカ国防総省の文章(ペンタゴンペーパーズ)が新聞によって明らかにされた。その事実を映画化したのが、名将スティーブンスピルバ
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反撥(1964年製作の映画)

4.5

《狂気と美しさ》
多くの映画に影響を与えたとされる傑作。ロマン・ポランスキーらしい現実と幻想が混同していく様、そしてその混沌が次第に大きくなっていき、取り返しのつかないところまで進む。悪夢のようだった
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リミッツ・オブ・コントロール(2009年製作の映画)

3.0

《繰り返すモチーフ》
ジム・ジャームッシュ監督。イザック・ド・バンコレ主演。何度も繰り返されるモチーフ。そして彼らの一見無関係にも思える会話がメインに描かれる。そんな不思議な雰囲気を持つ映画だった。ま
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0

《感情の共有》
去年の「たかが世界の終わり」の公開からずっとグザヴィエ・ドラン監督作を見てきてレビューを挙げた。そのたびに何度も書いていることだが、若くして天才とはこの監督の事を言うのだと思う。「マイ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

《怪獣への愛》
第90回アカデミー賞作品賞受賞。何かへの愛というのは、いつか多くの人の共感を呼び、そして映画史に残る作品にまでなる、というのはとても感動的なことだと思う。「大アマゾンの半魚人」を見たデ
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.0

《「ちは」しか見えない》
何よりも広瀬すずのみずみずしさに溢れている作品。映画の物語運びが、きちんと論理立てて進んでいって好印象。部活、恋、仲間、という要素がすべて青春として詰め込められた映画になって
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キンキーブーツ(2005年製作の映画)

2.5

《靴づくりの映像的面白さ》
監督ジュリアン・ジャロルド。主演ジョエル・エドガートン。過去にも何度も描かれている映画的なストーリーであるが、ミュージカルの要素と靴を作る工程の映像的面白さに今作のオリジナ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.5

《選択を迫られる時》
前作「ロブスター」が大好きな作品で、それを撮った監督ならと前々から楽しみにしていた作品。コリン・ファレル、ニコール・キッドマン等が出演し、キャストの個性がある感じもとても良かった
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.5

《心の奥にある物》
実際の死刑囚西口彰が起こした事件を題材にした今村昌平の作品。映画の世界ながら血を通わせた人間のように感じるほどリアルな登場人物たち。特に榎津を演じた緒形拳の鬼気迫る演技力には恐ろし
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.0

《武士道とは》
前作「デッドマン」ではウィリアム・ブレイクの詩と人生を西部劇を融合し、映画全体を詩のような作品に仕上げていた。今作ではラップと侍、「葉隠」を融合し、不思議な世界観を作り上げていた。ジム
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

《人が死ぬとき》
人が本当に死ぬ時とはいつなのか。今生きている世界からいなくなった人はどこに行ってしまうのか。映画を見終わった後に現実がより愛に溢れることになる。そんな素晴らしい作品だった。

家族と
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

4.0

《流された先》
「アバウトシュミット」「サイドウェイ」「ファミリーツリー」「ネブラスカ」傑作を作り続けた監督、アレクサンダー・ペインの最新作。今作はより良い暮らしを求めて、人体を13㎝に縮小させ、ミニ
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

5.0

《闇の中を彷徨う》
見ていてすぐに、これは大好きなジャンルの映画だとすぐに確信した。ロマン・ポランスキーの代表作ともいえる今作はフィルムノワールの要素がすべて入っている傑作だと思う。その退廃的、虚無的
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サイコ(1960年製作の映画)

4.5

《サイコスリラーの名作》
サイコスリラー系の映画の古典的名作。有名なタイトル、そしてバスルームでのシーン、音楽、ラストまで、すべてが多くの映画に影響を与えている名作中の名作。改めて見ると犯罪サスペンス
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早春(1970年製作の映画)

5.0

《性への興味》
伝説の青春映画といわれるだけあり、その魅力に酔いしれてしまった。みずみずしく、美しいのだが、とても残酷でパワフル。本当にすごい一作だと思う。監督はイエジー・スコリモフスキ。今となっては
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

《シンプルでリアル》
なんとも不思議な映画だが、大きな感動を生む。クリント・イーストウッドは年齢を重ねるにつれて挑戦的な試みをしている。今作では2015年のタリス銃乱射事件を元にし、よりリアルに、現実
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ガントレット(1977年製作の映画)

3.0

《罰を受ける》
イーストウッド監督、主演。監督作として6作目。刑事ものというには捜査等はなく。アクションや恋愛要素、サスペンス的な要素に振ってある作品。また、イーストウッドらしい映画ともいえる。ある落
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.5

《ロボットアニメのクライマックス感》
とてもクオリティの高い怪獣ロボット映画。ギレルモ・デル・トロ監督の愛の詰まった作品だなと改めて思う。「Kaiju」への愛、巨大ロボットへの愛。大人は子供の頃のア
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マザー!(2017年製作の映画)

5.0

《motherとは何か》
日本未公開という事でとても残念に思っていたのだが、今回Filmarksの試写会で鑑賞することができた。とても衝撃的な内容で、後半は酷い悪夢を見ているような感覚だった。息を吞む
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.5

《美しく残酷》
凄い設定でありながら、それは決して奇抜なだけでなく他の人にも共感させられる変化、成長、そして愛についての映画になっているのが素晴らしい。ショッキングであり、美しく、青春を切り取った映画
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2012(2009年製作の映画)

2.0

《パニックムービー詰め合わせ》
パニックムービーのある方向における到達点なのではないかと思わせるような映画だった。とにかく地球が凄いことになっていると始まる冒頭。そしてパニックムービーのお約束でありな
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