このレビューはネタバレを含みます
一人のひとの、一生を覗いているような作品。
人生のターニングポイントが全て団地の中で起きたわけだけど、やはり、親の死というのは大きいわけで。
あんなに急に実践にうつせるのか?とは思ったけど、ちりつもだなぁ。
「こういうことしてると、動物の部分が刺激されて、相手のこと好きなような気がしちゃうんだよ」という松島の言葉と、
「女って、自分しかわからない魅力に弱いんだよ」という早紀の言葉が印象的。
世界観がすごく好きでした。
正直、2時間が長く感じてしまったけど、それは長い期間を描写しているからなのだろうなぁ。