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「みなさん、さようなら」に投稿された感想・評価

くぅー

くぅーの感想・評価

3.8
my映画館2013#19> 濱田岳主演で、ついに中村義洋監督オリジナル脚本で挑んだ本作は、過去の伊坂幸太郎原作ワールドの様なオチは無いけど、なかなかの余韻へ。

で、団地生活と1980年代設定で見る者を選ぶでしょうが…と言っても、団地は社会の縮図で、過疎化とかいろんな要素がダブって来て面白い。

前半は風変わりな青春モノで、中盤で主人公の秘密が明かされると、終盤はガラリと違うテイストへ…様々な伏線を張るので納得はできるも、ややぎこちなく詰め込み過ぎ感は否めないかも。

でも、独特の空気感やキャストの妙に味があり・・・倉科カナはもちろん、波瑠の存在感がいい。
前半はそういうタイプの作品ね…と思い、作業をしながら観てましたが、後半からは雰囲気がガラッと変わって目が離せませんでした。

初恋の子は、主人公の小さい頃から変わらないところに惚れた訳だけどそれが返って仇となりあのような結末になるわけで、「私ズルいから」という台詞はそういった事だと思いました。
その後に色々と小さい頃の教訓を思い出し、小さい子供をきっかけに本当の団地のヒーローになっていてこの時は作品中唯一、格好良くも有りつつ、濱田岳君らしい絶妙な感じも残っていて好きです。

最後の最後のシーンと終わったあとは、ちょっと寂しい気持ちになりました。奥深い作品でした。
中村義洋作品はほぼ見ているファンなのですが、この作品は合いませんでした。どのキャラクターにも感情移入できず、ストーリーも都合よく感じて楽しめませんでした。同級生のほとんどがモブキャラで団地から減っていっても悲しく感じなかったのが良くなかったと思います。
ame

ameの感想・評価

3.4
⑩_10

「団地」の中だけで生きていくと決めた人間、それがこの作品の主人公。

どこかノスタルジックな気分にさせる作品。時代の流れとともに人も景色も建物も移ろう。出会いがあれば別れがある。過去にばかりしがみついてはいられない。人生は前にしか進めない。

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ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
gia

giaの感想・評価

3.5
所々生々しくも面白い作品でした。
中学生役は結構無理ありましたね。
小学生時分に起きた事件がトラウマとなり、一生団地から出ずに、団地の平和を守ると決めた男の成長譚。12歳から30歳まで一人で違和感なく演じれるのは濱田岳をおいて他に考えられない。ベッドシーンが妙に生々しい。悪役演じる田中圭って初めて見たが、クソほどの毒親ぶりにリアリティあって怖い。倉科カナかわいい。かつては栄えていたのに住民が減り、同級生達もどんどん引っ越し、商店街も閑散としていく団地の寂れ様が物悲しい。団地のロケーションが絶妙。原作も読んでみたが、映画と印象はほぼ変わらない。原作を損なわない、バランスのいい上手な脚本に感心。中村監督の演出的確。最後が清々しい。たいへんよくできました。
味のある作品、という印象。
濱田岳だから観れるのかも。
変えない選択も決意だ。
最初はコメディなのかと思ったら
すげー重い話でした。はっきりいって暗いです。
ごく普通に幸せな方々には多分つまらない映画だと思います。
いろいろな場面で細かい説明はされていませんから。
でも結局人生ってこんなもんだよなぁ。
下手に感動的に作ってないところも好印象。
主演の濱田岳はもちろんのこと
倉科カナは演技初めて見ましたがいい演技でした。
あ あと波瑠も。
「団地から出たくない」という気持ちそれ自体はあまり理解に易しいものではなかったけれど、過去が明かされたことですっと飲み込めた。仕掛けっぽくなってたのも好みでした。
周りがぼんやりと抱き始める不安や焦り、期待のような感情はとても共感性の高いものだと思います。そんな感情と主人公との対比が切なくもありもどかしくもあった。
濵田岳さんも倉科カナさんもよかったなあ。田中圭の悪役もよかった。
エレファントカシマシもいい!
原作めちゃよさそう。
剛太郎

剛太郎の感想・評価

3.7
団地から一生出ないで団地をまもって暮らすつもりの主人公 その理由は…
濱田岳の純粋で 不器用な正義感 じわっとぐっと来ます 田中圭が怖いってことが怖かった
濱田岳『ポテチ』も良い
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