ダークキャッスルの初のオリジナル作品だったとは知らなかった。
『チョコレート』でオスカー女優となったハル・ベリーを主役に持ってきたのは良かったが、脚本が酷すぎて……
アメリカのホラー映画らしい幽霊(怨霊)の描写はまずまず怖かった。
彼女が何故現れたのか、また誰なのか、ってのは割と早めに分かる。
はじめの謎をラストしっかり明かしてくれるのは良心的なのに対し、パッとしないラストとあまりにも現実的に有り得ない流れになってしまったのが残念だった。
ミランダが夫に手をかけたのはハッキリしていて、それが覆るのかどうかというよりかは、殺害されたレイチェルの真実を追求するって感じだった。
観ていて途中から「真実が分かったところで、結局ミランダの罪は消えないんじゃないのか?」
と心配していたのだが、なぜか無罪放免されちゃうし(笑)
ロバート・ダウニーJr、ペネロペ・クルス、共に無駄遣い。
グレアム医師はミスリード誘うためだけの存在だった?
クロエもポイントで出ては来るがそれほど話に関わってこないし。
いや〜どうも中途半端。