素晴らしき哉映画

12人の優しい日本人の素晴らしき哉映画のレビュー・感想・評価

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)
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相島一之さんの粘りから話は進みます。
観てる側からすれば彼の視点になってるかもしれません。話をして意見を聞いて冷静に分析してるつもりでも感情的になったり、自分の考えにならないことで、つい否定してしまう。

陪審員として自分が正しい判断だとしても事件が起きたことが違う方向なら認めないといけない。一番難しいのはその場にいないことや加害者と被害者の関係性がはっきり分からず、情報を聞いても忘れたり曖昧に覚えたりと確実性がない。

ただ12人いて色々な意見やとても頼りなさそうに思えても何か思い出したり、決めつけてたことをひっくり返すことも出来る。
メモしてた女性が否定されてることもあったけど、どこで何が役立つか分からない。


最後は相島一之さんが少しがっかりした感じだけど私は逆だと思う。無関心だった皆に意見を聞いて意識を変えた。一番怖いのは陪審員はするけど面白いからするとか適当や無関心。
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塩見三省♠陪審員1号
相島一之♠陪審員2号
上田耕一♠陪審員3号
二瓶鮫一♠陪審員4号
中村まり子🔴陪審員5号
大河内浩♠陪審員6号
梶原善♠陪審員7号
山下容莉枝🔴陪審員8号
松村克己♠陪審員9号
林美智子🔴陪審員10号
豊川悦司♠陪審員11号
加藤善博♠陪審員12号

久保晶♠守衛
近藤芳正♠ピザの配達員

1回目