トウキョウソナタのhydrangeaのレビュー・感想・評価

香川照之がリストラされるサラリーマンなんて、狂気しかない
いちいち挙動不審だし
線路沿いの家も落ち着かないし、くすんだ色調と不穏な空気でハラハラ感が煽られ…
役所広司の場面はもはや喜劇でしかなく…

男性たちは悲哀と滑稽さがないまぜに、
女性たちは美しくて男たちよりは理知的だけど、ここではない何処かへ行きたい系

唯一凛としていた少年が最後に奏でる月の光で、全ては浄化され、香川照之の目に光る涙…優れた芸術の作用というか…
(キョンキョンがお母さんで井川遥がピアノの先生というラッキーボーイw)