hydrangeaさんの映画レビュー・感想・評価

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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.2

驚くほどハッピーエンド。
24時間の時間は消えたわけではなくて、止まっただけでしょ?バレンタイン大会も実際行われたわけだし。なぜ彼女だけ参加できなかったのかがわからない。
郵便局という職場内での恋愛至
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トレンケ・ラウケン Part2(2022年製作の映画)

4.0

おもしろい…面白過ぎる…
黄色い花を求めるミステリアスな女性をストーカーするラウラを応援する。レズビアンカップルとの穏やかなひとときに満たされる。そして惜しげもなく秘密明かしてもらって大満足。
ラウラ
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トレンケ・ラウケン Part1(2022年製作の映画)

3.9

主体者ごとに細かい章立ての親切設計で、ワクワク感が加速する。
手紙の細工が美し過ぎる!

詩人たちはフアナ・ビニョッシに会いに行く(2019年製作の映画)

3.8

詩の世界観で生きる人たちと映像の世界観で生きる人たちとの交わりが、ありのまま風に描かれている。
詩は観念的であり、映像は物質的である。このくらいの軽妙な関わりがちょうどいい。

オステンデ(2011年製作の映画)

3.8

ラウラ•シタラの作品はずーっといつまででも見ていられる。
現象学的な視点で見るからだ。
デビュー作で鑑賞者をその境地に誘えるセンスが素晴らしい。

プロジェクト・ヘイル・メアリー(2026年製作の映画)

3.8

原作を読んでIMAX上映に臨んだ。
読みながら想像していた絵を上回る部分とガッカリな部分があるのはしょうがない。
素晴らしかったのはブリップAの造形と宇宙空間の景色と顕微鏡で見る生命体。美しい。
期待
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.2

冒頭で仕事の説明をされているシーンからすでに嫌な予感満載で、その予感が的中しまくる展開が最後まで…
奥さんが優しいこと、娘が可愛いことが救いではある。がしかし2人ともリッキーのことを理解しているとは言
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.8

美しさって設計できるんだなぁ…
画面に映るものも映らないものも全てキレッキレ。ファッション、表情、間合い、食事、想い、言葉、音楽。トニー・レオンの曖昧さとマギー•チャンの苦悩が溶け合う。結ばれてカップ
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オー・パン・クぺ(1967年製作の映画)

4.3

映像表現のスタイリッシュさと、若すぎる彼らの内面の文学性の絡みが高いレベルだった。
困難に満ちた少年時代を過ごした彼と、比較的恵まれている彼女。南仏でイチャイチャしている場面は色の美しさが凄まじく、そ
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海辺の恋(1964年製作の映画)

3.8

1人の青年の成長物語。
5年を海軍で過ごして虚無的になった彼と、パリを楽しんで生きている若い彼女が合わないのは、仕方のないことだと思う。誰が悪いというわけじゃない。
きちんと話して別れることができて良
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ハムネット(2025年製作の映画)

3.8

夫の単身赴任家族ドラマ。行ってほしくないと妻が言うのに、仕事のために都会に行ってしまう夫。そんな夫の不在中に亡くなる子供。

子供を亡くした母親は、主観的にしか死を受け止められない。一方父親は、客観的
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バルタザールどこへ行く 4Kレストア(1966年製作の映画)

3.8

偉大な鬱映画。
それは撮り方が鬱なのであって、内容はすごく悲惨…というわけではないと思う。
バルタザールは、家畜として幸福ではなかったにしても、それほど不幸だったとも思わない(尻尾に火をつけるのはダメ
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落下音(2025年製作の映画)

4.5

私の体質にフィットする作品だった。
生まれた時から半分死んでいる感じ、死んでもまだその半分は生きている感じ。
農場一家で起きていることは一見理不尽で奇怪だけど、この世界はそもそもいつでも理不尽で奇怪な
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インランド・エンパイア(2006年製作の映画)

3.7

極めて映画らしい作品。役者は台本と監督の指示通りに演技するのが仕事。その瞬間に忠実であれば良いのであって、その場面がどこにどう嵌め込まれようと、関係のないこと。ローラ・ダーンの振り切った演技が真実味を>>続きを読む

天国の日々(1978年製作の映画)

3.8

若いリチャード・ギアの表情に乏しい演技が、何故かこの作品に深みを与えていると思う。あっさりした死に際も良かった。若いサム・シェパードもイケメンなのだが、苦悩や狼狽の表情のせいで安っぽく見えてしまう。>>続きを読む

そして彼女たちは(2025年製作の映画)

5.0

1人の例外を除いて男たちは全員クズ。
そしてどこかで断ち切らなければ、貧困は受け継がれてしまう。
赤ちゃんの匂いや体温やふにゃふにゃさが伝わる撮り方が秀逸。
ハッピーエンド風だったけれど、彼女たちの人
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マイ・バッハ 不屈のピアニスト(2017年製作の映画)

3.5

まずリズムを正確に刻むこと、それから静寂を表現すること、という学びから指揮者の下地はできていたなと思う。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.5

ギフテッドもので予定調和の展開。チャッキーの優勝。
ウィルは、空の電車で座席にもたれて外を見ている時の表情良かった。

E.T.(1982年製作の映画)

3.3

自転車空を飛ぶ場面、出てくるの早っと思ったけど、最後にちゃんとおかわりがあった。

赤線地帯(1956年製作の映画)

3.8

日本家屋の特徴を活かした重層的な奥行きが素晴らしい。パンフォーカスの効果で絵画的なショットの連続。
シスターフッド的要素は現代に通じる。
メガネをかけた木暮実千代が一番色っぽい。

センチメンタル・バリュー(2025年製作の映画)

3.8

エル・ファニングの役に、実際のハリウッド俳優のリアルが感じられた。ヨーロッパの詩的で内省的な作家性のある作品は、色んな意味で彼らにとってハードルが高い。言葉の問題もあるが、求められる繊細な機微の表現が>>続きを読む

エリザベート 1878(2022年製作の映画)

3.8

メインヴィジュアルが下品だ。エリザベートは自由な魂の持ち主だっただけで、反逆性はなかったから。
これは王室にありがちな適応障害の話。我が国にも散見されるよね。
ヴィッキー・クリープスは美人じゃないけど
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トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

3.9

イレーヌ・ジャコブは育ちの良さを感じさせる。キェシロフスキはそこを最も評価していたのではないだろうか。
何とも微妙な役どころを演じるジャン=ルイ・トランティニャンはさすがとしか言いようがない。

マーティ・シュプリーム 世界をつかめ(2025年製作の映画)

3.8

マーティという自己中で身勝手でハッタリ屋でその場しのぎで嘘つきな野郎を演じるティモシーの名演技。
でもそれは卓球の試合に出るためなので許しちゃう!

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

3.8

ジュリー.デルピーの天使っぷりと悪魔っぷりが凄まじい。
裁判所で手続きを取るような正式な結婚をしていたのに、カロルにパスポートも滞在許可証もないのはおかしいし、個人の銀行口座が勝手にブロックされるのも
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トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

4.5

公開当時はカラックスから解き放たれたビノシュが印象的だった。
今改めて観て作品の面白さに感銘を受ける。音楽と編集のカッコ良さに痺れる。
物語は作り込み過ぎているが、テンポが良いのであざとさはそれほどな
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.2

ロードムービーかつ偉大な反戦映画。素晴らしいので、みんな見るべし。

十五才 学校IV(2000年製作の映画)

3.2

ファンタジーなロードムービー。理想郷での少年成長物語。麻実れいのトラック運ちゃんぶりがステキ〜。

ポーラX 4Kレストア版(1999年製作の映画)

4.0

公開当時に観て肩透かしを食らったような気分になったのだが、その後にギヨーム・ドパルデューがバイク事故の怪我が原因で亡くなったこと、カテリーナ・ゴルベワが自殺したことを知っている今観ると、不吉な予感に満>>続きを読む

ナースコール(2025年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリー風に見えて、実は脚本がしっかりと書かれている。貼られた伏線はさくさくと回収されていく。
看護師じゃなくてもできる仕事は他の人がやれば良いのでは?と思った。忘れ物のメガネの件はクラークに
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銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

3.8

映像も音も絶妙な間のズレで不穏さが際立つ。
窓から見える風景はどれも絵画だ。ほとんど瞬きしない猫の瞳と目が合って困惑した。
細野晴臣の音楽は独創的で素晴らしい。

ありふれた教室(2023年製作の映画)

4.0

最後、椅子ごと警察官に掲げられて退場するオスカーは王様みたいだった。

ドイツが舞台だからか、密告とかスパイとかの言葉が強い響きを持つ。
不寛容さが売りの学校だから、揺るがない証拠で事態を解明しようと
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ソフィア・コッポラの椿姫(2016年製作の映画)

3.7

映画監督が演出するオペラといえば、オペラ座でコリーヌ・セローの『こうもり』を見たことがある。スタイリッシュでモダンな演出だった。
ソフィア演出の本作は、衣装こそ今風だけど、ほぼほぼ正統派な演出だと感じ
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肉屋(1970年製作の映画)

3.9

のどかで素朴な村でひときわ存在の目立つ校長先生。都会的な装いとフルメイクで、他にこんな女性は登場しない。のんびりした時間の流れる村の風景に添えられるのが、取ってつけたような不穏なBGM。それらに比べれ>>続きを読む

小学校~それは小さな社会~(2023年製作の映画)

3.4

私には6歳差の子供が2人いるので、12年も世田谷区立の小学生の親だったのである。しかし学校の中のことなど一つも知らないのだ。授業参観で見るのは先生も生徒もよそ行きの顔だからね。

私は自分が楽器を弾く
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.7

『山逢いのホテルで』『私のすべて』と、知的障害の息子を持つシングルマザーのフランス映画を見てきて、本作は日本映画。
全然違う…
まず母親がストイック。自分の満たすべき欲望なんて全くない。加賀まりこはと
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