私はギター修行者なので楽しめたけど、そうじゃない人はどうなんだろう
個人的には装飾を施していないギターが好き。テレキャスはカッティングのシャリシャリ音が好き。
絶景がすごいし、辺境&小屋好きの私にはたまらん砦。
あそこに1週間くらい住みたい。
ベルベル人の洞窟住居を思い出す。
雪姫は凛として賢くて勇敢で高貴。ホットパンツ姿がかわいい。
火祭りで、ミフネの「>>続きを読む
パリと言っても、彼らはオスマン様式の建物に住んでいるわけではない。殺風景な高層住宅だ。
台湾系のエミリーのコケティッシュさが素晴らしい。彼女が最もいわゆるパリジェンヌの気質を持ち合わせている。にしても>>続きを読む
最初のうちはこれワンショットだから!という気合いが入り過ぎて、むしろ居心地の悪さを感じたのだが、次第にこなれ感が出てきて映像になじめた。
フランス人女性の場面、ちょっとダサい。
弟の死も、兄の思いも、>>続きを読む
美青年エイドリアンが列車に飛び乗る名シーン!残念、ビル・マーレイ!
というふうに、テンポよくカラフルに描かれる三兄弟の旅、なんかあっという間に終わった。お母さんの言葉が示唆的で、母って離れていても偉大>>続きを読む
粋な演出で描く演劇人たちの物語。
才能ある役者の数だけ名演があり、みんな違ってみんな良いんだよなぁ。
大真面目のフリをしていたら、いつのまにか本当に大真面目になっていた人。
実際に彼の手で描かれる平面も立体も素晴らしいので、芸術家としての説得力はるある。それが政治につながるほど世の中はウブでないのだが>>続きを読む
時空を超えて実現した男女愛、親子愛の映画なのだった。
シュワルツネーガーはロボットなので終始無表情。なだけに、
I’ll be back が生きるんだけど。
結局プレス機械が最強という…
母さん蜘蛛はルイーズ・ブルジョワのママン。彼女が生み出した卵たちはチームラボ。
これでもか!とたたみかけてくるたたみかけてくる場面展開と、メソメソ男が覚悟を決めての自爆とか、アンドロイドが実はめっちゃ>>続きを読む
アトリエの空間の巨大さがそれ自体ひとつの作品というか、観念のようで、カテドラルや宮殿、もっと言えば戦場のように大きさを必要とする強権に対抗しているかのようにも感じられる。
ヴェンダースのチャチな演出>>続きを読む
絶景好きなので、さまざまな意味での絶景が見られる本作は興味深かった。
結局、彼の父親が森の木を伐採して売ったので、その後枯れ地になったということでしょう?植林のために撒いている水の源はどこなんだろう?
お母さんのファッションが、ラフな時もシックな時もとってもオシャレ。
やがて離れてバラバラになるけど、一時期だけ濃い人間関係が切なくて良い。
お母さんは自由を装うけれど、根っこは保守的で、息子に過干渉。>>続きを読む
美しい写真と深みのある声のナレーションで詩的。
大がかりなセットでなくても、主人公の心情が真に迫ってきて、知恵と創作のセンスが素晴らしい。
2035年の科学者たちのそそっかしぶり、どうなの?
1996年に行かせたはずが1990年だったり、しまいにゃ1917年って!
(その時の写真が女性精神科医が真実を知るきっかけになったとはいえ…)
安心>>続きを読む
カレンの自殺が一番こたえる。どんな状態でも生きてさえいれば、また会えるから。
兄の死は避けられなかった死だが、それを乗り越えることも難しい。母親にとってはお気に入りの長男で、それでもなんとか毅然とし>>続きを読む
半ズボンにコンバースのハイカットの高校生役のキアヌ、身振りも顔の表情も可愛いじゃないか!
タイムトラベルできるんだから、歴史上の偉人を大集合させるのは名案だ
(ビリー・ザ・キッドは偉人か?)
ジャ>>続きを読む
良き。イギー大好き。ヴィジュアルも声も、若い時は割と普通の人だったんだな。
ギターの人、エリートサラリーマンになったのに戻っきてくれて嬉しい←普通にイケおじ。
イギーの発言に合わせて当時の映像挿入>>続きを読む
「置かれた場所で咲きなさい」的な映画。妻はあの地で家を整え、庭を作り、子育てをする。夫は組織の指示通りに能率的な仕事をする。他に選択肢などなかったのだ。
私はむしろ、我々の社会における夫婦と変わらな>>続きを読む
オスロ合意をパレスチナ人の不利益と考えていた彼の読みは、その後のハマスの勢いを見るにつけ、正しかったのだと思う。その後のオスロ条約すら守られなかった状況をサイードはどう思っていたのだろう。
ユダヤ人>>続きを読む
偉大なる雰囲気映画。音楽も映像も。
ジャンヌ・バリバールの朗読する時の声がいい。
・「こんなことになるのなら、彼に音楽の仕事を頼めばよかった」←違う。彼は自分のテンションを高く保てる仕事しかしたくなかったと思う。そしてそんな仕事はもうないと彼は確信していた。つまらない仕事をもらう方>>続きを読む
何しろ憧れの外国人部隊を女性目線で撮ってるんだから、最高でしかない上に、ドゥニ・ラヴァンとグレゴワール・コラン(オリヴィエ・オリヴィエの怪しい少年!)。
兵士たちの身体性を描く描写が素晴らしい。リズ>>続きを読む
10年近く前に彼女の展覧会に行った。
苦み走った自画像がある一方で、絵を描くことで得られる至福や高揚が感じられる作品も多い。
鉛筆、木炭、筆、ナイフ、布など、制作の際に奏でられる“音”が良い。音楽>>続きを読む
ミランダ警告がされなかったからって、明らかなる犯人を釈放するのに納得いかなさ過ぎる。少なくとも精神障害者なんだから、どっかに隔離しておいてほしい。
原作読んでたので、物語はわかっていた。にしても、フルート奏者のギラムの彼女がおっさんに変更されていたところは納得行かない。そこまで同性愛を強調しなくて良いのでは…
裏切り者が誰でもあるか、最初からみん>>続きを読む
好きな男と関係を持ったら、そりゃ夢中になるわ
しかも、主人公も情にほだされてちょろっと優しさを見せたりするから、ますます女性もワンチャンあるよね?って、グイグイ来ちゃう
でもってダメってわかったら愛が>>続きを読む
どの瞬間も構図が素晴らしい。
フロントガラスの向こうには、いくら追いかけても永遠に続く消失点があり、バックミラーには追いかけてくるような消失点がある。
荒野の砂煙、窓ガラスの内側と外側、風景も人々も無>>続きを読む
めちゃわかるんだけど。
少女の迎えに遅れるのが常態化していて、彼女が一人で森を歩くという設定で、行方不明の運命が決まったようなもの。そして行方不明の少女は戻ってこないというのが、物語の掟というもの。>>続きを読む
サマンサ・モートンのぷくっと膨れたく口元とおでこが可愛い。ユマ・サーマンの美人三流ライターっぷりもチャーミング。
こんなに自由自在にギターが奏でられたら、そりゃ有頂天にもなるわ。ショーン・ペンはちょっ>>続きを読む
地政学的にも、宗教学的にも、ヴィジュアル的にも、イタリア人にしか作れなかった映画だと思う。
そもそもゲットーというユダヤ人収容地域を指す言葉は、イタリア語の鋳造場からきている。鋳造場跡地にユダヤ人を住>>続きを読む
イギリス人じゃない監督がイギリスを舞台の映画を撮ると、憧れが作用してファンタジーになるような…
というか、この倒錯した内容はアメリカが舞台だと「シック」に決まらないよね。
観ているだけでお腹痛くなる>>続きを読む