トウキョウソナタの作品情報・感想・評価・動画配信

「トウキョウソナタ」に投稿された感想・評価

Snufkin

Snufkinの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

引っ張って。
誰か私を引っ張って。

救命ボートいっちゃったんだよ。女と子供と若いやつだけのっけて、いっちゃったんだよ、と流されていく。配給を求めてあるく人間たち。

職を理不尽に失い、それまでの人生を否定されるかのように、新たな職にもつけず、リストラされたことを家族にもいえいない男。同じリストラ仲間を見つけるが、無理心中してしまった。

長男はアメリカ兵に志願し、
次男はピアノをやりたいと言い出すも、自分の価値観を押し付け、止める。

妻は妻で車の免許を取ってみたりするが、家庭で救ってくれる人はいない。

長男が平和のためにアメリカ兵になるのだと訴えるが、許さない父。何をしているの?
ショッピングモールの清掃してるところで妻にあってしまった。

3時間前。

で、役所広司が出てくるあたりから最高。

間抜けな強盗に襲われて、度胸を突然見せる妻。車を運転する羽目に。犯人を説得して、車から降りた先で夫に出くわすが、夫は夫で走り去っていく。
目が覚めて、今までの人生が全部夢だったら。
強盗犯は1人車で海に沈んでいったらしきあと。

走りながら、やり直したいとゴミの山に倒れる。轢き逃げされる。

無賃乗車で捕まる小学生の次男。
名前を明かさず、大人として留置所ですごす。

夜が明け、家族が食卓に集まる。

受験会場で息子が月の光を弾く。

このレビューはネタバレを含みます

リストラされたことを言い出せずに、毎日家を出て帰宅する夫(父)の話はよくあるが、他の家族まてそれぞれ秘密を抱えているとなると、ちょっと…。

兄も弟も自分なりにいろいろ考えていて、役者も好演しているが、弟のピアノの才能が卓越しているとか、兄は米軍の志願兵になるとか、やや突飛過ぎる。

役所広司扮する泥棒が登場するに至っては、この展開は必要か???と思ったが、このシーンがあったからこそ、母は変わることができたのかなーとも思えた。

結局は、家族バラバラになることなく、みんなが自分の道を見つけるハッピーエンドで良かった。
MCATM

MCATMの感想・評価

4.0
ほぼ完璧な映画だと思うんだけど、やっぱり、終盤のあるシーンで裸を見せないのはもったいないと思った。必然性のあるヌード問題。裸が観たいというのではなく、裸である必然性に加えて、裸であることで増す効果を捨ててしまっていた。特に、女性に神聖を見出すシーンであるから、「異様」であって欲しかったと思う。一貫して素晴らしい演技を見せていただけに、残念だったな。
小津安二郎オマージュ、ではあるんだけど、中盤まで大きな起伏はないのに飽きずに観られた。
しかし何故か後半の急激な展開に何処か冷めてしまったし、米兵のくだりだけが現実離れしていてちょっと違和感があった。(時代的な要請はあったのだろうけど)
林檎

林檎の感想・評価

3.8
始めの方は香川照之と小泉今日子が夫婦っていうのが不似合いと思えて、挫折しそうになった。それが長男がアメリカへ、、、辺りから子を思う妻、母としての戸惑いに共感できて、それから集中できた。
夫のリストラだけでなく、子供2人の進路などがしっかり描いてあるのがいい。
響くセリフも散らばっていた。
特に友達作りについて次男(井之脇海)が語る気持ちは子供大人共通と思うし、心底共感した。役所広司とのシーンは結局、女性としての魅力も忘れないで、っていうメッセージかなと思えたなあ。
ラストでわかった作品タイトル、いい終わり方だった。
家族の崩壊と再生を描きたいのだと思うが、ここまで特異な家族を持ってこないとダメなの?

リストラされる父親の話はよくあるが、友達や奥さんにいつまでも隠してていて、住宅ローンの心配は無いのかとか、
それに気付いても仕事を探さない奥さんとか、
アメリカ軍に志願してイラクまで行っちゃったお兄さんとか、
12歳にしてピアノに開眼した天才少年とか(自宅にピアノもないのに)、
少女マンガよりビックリする数々の展開に驚いた。

こんな“特別”なものを持ってこないと家族が描けないのか。
アニメでなはく実写なので、辛かった。
Kafka

Kafkaの感想・評価

3.9
別にそんな地に足ついたストーリーではないと思うけど、自分の家族と重なって最後のシーンとかは結構響いた。
あと映像も好き。
10年以上前の作品なのに、色褪せてないのが良かった。

香川照之が父親の4人家族が、幸せそうに見えなくて。悩みを隠してるのかと思ってたら、それとはまた違ってて。なんか、父親の言う事は絶対!っていう感じだった。

最初は淡々と話が進むけど、後半の井之脇海が体当たり演技(多分まだ小学生)をしててスゴかった。

ピアノのシーンはちょっともらい泣きした。
何年も前、婚約破棄され仕事も定まらず生きる理由を失いつつある友人を勇気づけたくてこの映画を見せたとき、この世の終わりくらい追い詰められたと今でも言われますが、個人的にはとても好きな作品です。
Shaw

Shawの感想・評価

4.4
07.12.2021
05.08.2022

まあちょっと文句を言いたいところもあるけど、どうしてもラストで救われた気分になるからいいや。好き。
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