刺身牧場

DEATH NOTE デスノートの刺身牧場のレビュー・感想・評価

DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)
3.5
久しぶりに見たけど、やっぱそこまで演出が上等のものではないな。

上映時間の都合上の繋ぎが雑。
月がリュークとの初対面でいきなり死神と見抜いたり、リュークがまだ2人しかノートに書いてないのに「月はノートを使う苦悩や恐怖と無縁」と言ったり、身内にキラがいると思わせる真の目的(捜査本部への潜入)を省いたり、死神が名前を知る方法を即座に「見える」と答えたり…。

最初のモブの演技が素人芝居だったり、南空ナオミのコレジャナイ感。


でももちろん評価点はある。まず主演の2人。
当時、藤原竜也、松ケンは20代前半か。
この2人は本当に芝居が神がかっている。明らかに演技力が桁違い。

オリジナルで「デスノートを使って人を殺す」を入れたのはすごかった。
原作ではなかった展開に驚いたわ。

「デスノートに書かれるともっとも自然な形で運命が変わっていく。」
このセリフも良かった。
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