おーつ

DEATH NOTE デスノートのおーつのレビュー・感想・評価

DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)
4.4
少年漫画の中でもこの夜神月はかなり難役だと思うんですよね。表情一つ変えずにデスノートで犯罪者を殺していき世直しをする。
これは単なるサイコパスのように聞こえますが、この夜神月は違うんですよ。

彼は父親が警察官なため昔から『世の中の正義』に疑問を抱いていました。しかも東大の法学部。『法律の矛盾』も気づくわけです。

デスノートを手にしなければ、、
真面目に司法関係の仕事に就いてたのに、そんな『正義』を重んじるからこそ夜神月は究極の悪に染まったのです。

単なるキチガイとは思って欲しくない、彼は善人が誰でも陥る事が可能な哀れな人間なんです。
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