Just pay forward
他の三人に良い行いをしろ
大人になった時、この世の中が失望でしかなかったら?世界を変えるためには何ができる?これはトレバーの先生からの課題だ。
物語の時間軸は異なる形で進んでいく。ある記者がこのペイフォードの発信源を求めていくと、トレバーに辿り着いた。
世の中がクソな限り、トレバーのアイデアは身を結ぶことは難しいかもしれない。さらに興味深いのは、課題を出した先生自身が、世の中に悲観し、クソだと思っていることだ。トレバー自身がそんな先生に働きかけて、人生を変えるきっかけにしたのは感動したな。
自分も昔、小学校の先生から自分自身が最低限のことをしていれば苦労する人は少なくなるという言葉を言われたのを思い出した。それに似ている気がした。
最後は悲しかったけど、トレバーは気づいたんだ。人の善意を信じて、行動すれば、"可能の王国"は近づくことを。