みずごろう

海と毒薬のみずごろうのレビュー・感想・評価

海と毒薬(1986年製作の映画)
3.8
昨日小説を読み終わって、興奮冷めやらずアマプラでレンタル………

内容についての感想は本のレビューでしてるから書かないけど映像化されると臓物と人間感情のグロテスクさがより際立つね〜〜

小説の戸田に心を打ち抜かれて、映画のキャスティングに首もげるぐらい頷いた
若い頃の渡辺謙イケメンすぎるし戸田像そのものだーーーーーーー;;
勝呂以外の過去回想がなかったのが残念だけど尺もあるもんね〜、戸田のチビ時代見たかったーー

語り手の心情を映像作品でどうやって表現するんだろうって思ってたけど拘置所?の自白で明らかになるのがなるほど〜と思った

文章じゃ想像しきれなかった空襲のシーンも、視覚と聴覚で痛感した
特に空襲後一瞬の無音が妙に生々しかった
"耳を劈くほどの静けさ"ってこういうことを言うんだろうなと
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