手術シーン、白黒なのに怖かった〜。 てかか、「死ぬことは決っても、殺す権利は誰にもありません。あなたは神さまが怖くなのですか。あなたは神さまの罰を信じないのですか。」
↑これ、罰を信じていれば善い行…
オペに失敗するシーンの緊迫感が凄まじく、間違いなく映画の強度を高めていた。諦念が纏わりつくニヒリストの医師を演じた若き渡辺謙の存在感も忘れ難いが、象徴的な存在として描かれていた教授のドイツ人妻も興味…
>>続きを読む日本人の良心はどこにあるか?
生きたままの人間を解剖をするーー
実際にあった九州大学生体解剖事件を扱った、同名小説の映画化。
作者の遠藤周作はキリスト者として有名。
今作は、神なき日本人の罪の意識…
ずっと前に原作を読んだことがあって内容は知っていた。皆さんのレビューを拝見して、手術シーンで本物の血液を使ったことを知って驚愕。モノクロの映画なのに…。現場はきっと恐ろしい雰囲気だっただろうな。
…
生きている人間で医学的実験を行う。
残酷すぎて言葉を失ってしまう。
冷静に考えたら非道だと判断できそうなものだが、戦争は人を狂わせるのか。
いや、戦争のせいにしてはいけない。
遠藤周作原作らしく、キ…
教授たちの無言の苦しみ、冷淡な佇まい。
成田三樹夫さんの「ガーゼ、ガーゼ」という静かなセリフが、独特の声とともに耳に焼きつく。
人を救うはずの医者が、生体解剖に手を染めていく。
それはまるで、いつ…
実際にあった生体解剖事件事件。
遠藤周作の同名小説の映画化。
大学の権力闘争、教授は絶対の医局の体質、長らくつながるものがある。今も多少はあるのだろう。倫理問題は厳しくなっているし、さすがにこれは…
自分もこの立場だったら、どうなるか分からないって確かにそうだと感じた。
ずっと、医者や軍人に狂気感じてたのに、生体実験を初めてした後、先生たちが手術室に戻って来るシーンは、泣きそうになった。
原作読…