虎舞羅ーコブラー

座頭市の虎舞羅ーコブラーのレビュー・感想・評価

座頭市(2003年製作の映画)
4.2
2003年公開当時、世界を含め数々の賞を受賞し、日本では観客動員数200万人を記録した、北野武監督の時代劇。

・あらすじ
旅する盲目の剣客、「市」。彼はある宿場町に訪れる。その町は、やくざの銀蔵一家が支配している。そこで、病気を患っている妻を支える剣の達人「服部源之助」、旅する芸者姉妹「おきぬ・おせい」たちと出会った。この三組は、銀蔵一家を中心に運命の戦いに挑んでいく。

・感想など
勝新太郎の代表作、「座頭市」を北野監督がリメイク。私の中ではかなり好きな作品です。
まず、音楽の使い方が斬新です。田んぼを耕す音を音楽の一部にしているのは、かなり印象的でした…。
アクション面でも、十分楽しめる作品だと思います。ただ、血のCG感が気になる方もいるかも。私はあまり気になりませんでした。
北野作品の中でも、かなり娯楽性に富んだ作品なのではないでしょうか。北野作品苦手…という人にも、是非一度は鑑賞して欲しいです。