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ディジー・ガレスピー/ナイト・イン・ハバナ
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『ディジー・ガレスピー/ナイト・イン・ハバナ』に投稿された感想・評価

ROY

ROYの感想・評価

4.0
ハバナの夜

ビバップの生みの親であるディジー・ガレスピーが、40年ぶりに戻ったキューバで参加した「第5回ハバナ国際ジャズ・フェスティバル」の模様を記録したドキュメンタリー。

■INTRODUCTION
1940年代にビバップが誕生。大胆な革新の時代で、ディジー・ガレスピーはアフロ・キューバンのリズムをアメリカのジャズに導入した。音楽は変わった。40年後、ディジーは彼のインスピレーションの源であるキューバを訪れた。この映画は、その旅と、ディジーの音楽を讃えるものである。(冒頭テキストより)

■NOTES
なぜ『ディジー・ガレスピー/ナイト・イン・ハバナ』は『レッツ・ゲット・ロスト』や『バード』とは違うのだろうか。ジョージタウンの「バイオグラフ・シアター」を出て、数ブロック先の「ブルース・アレイ」まで歩いて行けば、生のガレスピーを観ることができる。これは、同じトランペット奏者のチェット・ベイカーや、ガレスピーのビバップの分身であるチャーリー・パーカーのファンには味わえない楽しみだ。また、本作は、オートクチュール仕立てなエレジーを醸し出している『レッツ・ゲット・ロスト』や、痛みを伴う聖人伝である『バード』とは対照的に、よりストレートなドキュメンタリーである。

ジョン・ホランドが監督したこの84分間の映画は、1985年にガレスピーがキューバを訪れたことに焦点を当てている。前回の訪問から30年以上が経過していたが、ようやく政治的な状況が緩和され、ガレスピーは「第5回ハバナ国際ジャズ・フェスティバル」に参加し、原点に立ち返ることができたのである。

ガレスピーは、フィデル・カストロとのプライベートな面会や、老若男女を問わずキューバ人からの尊敬の念を集めるなど、音楽界の巨匠として当然の扱いを受けていた。映画の中で最高の場面は、ガレスピーがそのリズムを分解し、キューバ人がアフリカの部族文化とのつながりを維持できたのは、音楽と精神性の中心であるドラムが奴隷時代にアメリカのように禁止されていなかったからだと説明する場面である。ガレスピーが音楽について語るとき、それは常に内側からのものである。

ガレスピーは、無邪気で、陽気な語り口、そして茶目っ気のあるスタンダップ・コメディアンでもある。頬をふぐのように膨らませる風の源について彼が説明する様子は、この3つの要素を兼ね備えている。しかし、「チュニジアの夜」についての話の多くはお馴染みのものであり、映画が逸話とパフォーマンスの間を蛇行しているため、ビル・メガロスの優れた撮影技術を壊すのではなく、よりタイトな編集と、工夫された構成が望まれる。

音楽面では、「チュニジアの夜」や「マンテカ」の本格的な演奏(サックス奏者でクラリネット奏者のサイード・アブドゥル・カビルは、ガレスピーよりも熱の入った演奏をしていた)や、おなじみのステージでの演出、ガレスピーのボーカルが少し大げさなところなどがある。また、キューバのトランペッター、アルトゥーロ・サンドバルとの出会いや、アフロ・キューバンのポリリズムの脈動などに加えて、(語らずとも分かる)ガレスピーが40年間にわたって魅了されてきた理由、それに今回の訪問が精神的な帰郷であると説明している。

↑Harrington, Richard. A Night in Havana: Dizzy Gillespie in Cuba. “The Washington Post” 1989-06-24. Retrieved from https://www.washingtonpost.com/wp-srv/style/longterm/movies/videos/anightinhavanadizzygillespieincubanrharrington_a0aabc.htm より抜粋/翻訳

■PERSONNEL
◯Nasyry Abdul Al-Khabyyr(d)
↑https://www.vaniercollege.qc.ca/music/nasyr-abdul-al-khabyyr/

◯Sayyid Abdul Al-Kabir(reeds)
↑Sayyidはエリントン楽団で唯一、サックスパートを全て演奏した人物でもある。Gillespieとは83年から87年まで共にツアーした。

◯Walter Davis, Jr.(p)
『Davis Cup』好き

◯John G. Lee(b)
↑https://arstash.com/john-lee/

◯Danny 'Big Black' Rey(conga)
↑60年代、主にFreddie Hubbard、Ray Bryant、Eric Dolphy、Dizzy Gillespie等と演奏した。

◯Gonzalo Rubalcaba(p)
↑'90年の「モントルー・ジャズ・フェスティバル」で世界デビュー。Dizzy Gillespie、Charlie Hadenら数多くの伝説的ミュージシャンの心をとらえた。〈Blue Note〉への専属期間を経て、現在は自ら設立した〈5 Passion〉から数々の力作をリリース。今年、その〈5 Passion〉から新譜『Skyline』をリリース。パーソネルは、Gonzaloに加え、Jack DeJohnetteとRon Carterが参加している。

◯Arturo Sandoval(tp)
Chucho ValdesやPaquito D'Riveraと共に、母国キューバのスーパー・バンドIrakereで活動後、'99年にアメリカに帰化。これまで10度のグラミー賞を獲得し、2013年には米国政府からジャズ系ミュージシャンとしてはCount Basie以来となる「Medal of Freedom」を授与された。

■THOUGHTS
これまたいいドキュメンタリーに出会った

アルトゥーロの超絶技巧ヤバい

ラストの「マンテカ」とか最高