にっきい

未来警察のにっきいのレビュー・感想・評価

未来警察(1985年製作の映画)
2.5
如何にも昔風の化粧のシンシアさん。

SFで、しかも当時人気のHRバンドKISSのジーン•シモンズが出演するって事で期待してた作品。

ロボット班の警官の話し。
公開当時は『トム•セレック 未来警察』ってタイトルだったので、「トム•セレックって誰よ?w」ってなりました。
後から知ったんですが監督、脚本が『ウエスト•ワールド』のマイケル•クライトン。
今作は同じ監督作とは思えないほどロボットがちゃっちい。
いや、産業ロボットだからリアリティあると言うべきか?
殆どのロボットが四角い箱型でキャタピラや車輪で移動するタイプ。
ただ凄いのはAIなんて言葉も無かった時代に、人工知能的な自己で状況を判断するロボットや、移動電話(=携帯電話)、フローター(=ドローン)と、現在の技術を知ってたかのような機械の数々には驚きました。
ストーリーは各地で多発するロボットの暴走事故。
ロボットを分解すると不審なチップが取り付けられていた。
このチップの出所は?って話し。
ジーン•シモンズが死の商人で、彼の作ったチップを搭載すると、どんな家事手伝いロボットも殺人マシーンなっちゃうってヤバい代物。
せっかく未来を予知したかのような数々の機械を出しときながら、どんな基盤にも対応するチップとか、テキトーな設定は残念。
他にも腕から不発弾を抜き取る時に麻酔しないとか、事件現場に入ってくるTVカメラだとか、リアリティないシーンがちょこちょこ有ったのが気になりました。
もっと爽快な思い出だったのに、テンポの悪い作品でした。

2014年以降に観た映画は記録が残ってるんですが、それ以前に観た映画はパンフレットも処分してしまったので、記憶に頼って再鑑賞してます。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:1985年
鑑賞回:ー
劇場名:ー
座席情報:ー
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:99分
備考:過去鑑賞記録
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