主人公の狂気を観る映画
名作らしいという風の噂を聞いたので鑑賞.
主人公であるトラヴィスの気味悪さとかコミュニケーションのぎくしゃくさが凄い印象に残る映画だった.
中盤から不穏な空気が漂い始めて,主人公が次に何をしでかすのか分からない緊張感は良かったがラストがあっさりし過ぎてて,「それで良いの?」と思ってしまった.
時代背景を考えたりする必要があるのかもしれないが,現代人的には理解しにくい映画だと思う.
古臭さを感じさせずに当時の空気感を知れるし,ロバート・デニーロの怪演を観ることが出来る映画(多分).