オマ内藤

タクシードライバーのオマ内藤のレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
4.0
他者との繋がりが希薄で孤立してしまう。なんとかしようと藻掻いているうちに、どんどん独りよがりな考えに陥ってしまうという話は、SNSが普及して気軽に繋がれるようになった現代でも通じる。

シリアスだけどシリアスすぎない。かといって軽すぎない。喜劇、狂気、哀愁の混ぜ具合が絶妙。

都合が良すぎるくらいのハッピーエンドも不穏で、なんとも言えない余韻が残る。
オマ内藤

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