Kです

タクシードライバーのKですのネタバレレビュー・内容・結末

タクシードライバー(1976年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

この映画は何度か観た

人に、これまで鑑賞した良き映画は?
と尋ねたときこの映画が選ばれることがよくある。

主人公トラヴィスは誰が見たって心に闇を抱えた人間だと思う。何かしら人格に問題がある様に見える。病的なものが

汚れきった町を走るタクシー。
それを誰よりも嫌悪するタクシー運転手がトラヴィスだ。彼はベトナム戦争から帰還し、ただ生きるための仕事としてタクシーを走らせる。

やはり不思議な存在感を放つトラヴィス。劇中ところどころ流れる色気のある音楽とマッチしているような気がして面白い。

ラストシーン、フルで厨二感を発揮してしまうトラヴィスさん。飛び出すナイフや拳銃を身体中に仕込みモヒカンヘア!我こそは正義と闘う。

やっぱり失うものがない男って強いんだなーって感じですねw

この映画、人気の割に内容自体濃い内容であるかというと僕はそう思わない。しかしトラヴィスの繊細な心には共感できる部分が多い。

少し落ち込んでるときなど。いい感じで落ち着いていられるダウナーな雰囲気に合う映画ですね。
Kです

Kです