タクシードライバーのほりみのレビュー・感想・評価

ベトナム帰還兵でタクシードライバー、トラヴィスが、アメリカ社会に嫌悪しながら狂気をまとっていく映画。

不器用で真面目だからこそ屈折し狂気を帯びてしまっていく様をロバートデニーロがうまく演じている。

40年前の映画のはずだけど、現代にもありえそうというか、こんな人いっぱいいるんじゃないかと思わせる。

こんな情緒不安定な人間の気持ちは理解が難しいので映画に入り込むことはできなかった。

夜のアメリカを派手にみせるわけでもなく、そのままの雰囲気をめちゃくちゃカッコ良くみせるテクニックはすごく好き。