刺さった!つら!
久々クソ長いレビュー書くぞ!
何かを、何かわからないけど、やりたい。
ここを飛び出したい。
誰かに、自分を、認めてもらいたい。
大事にされたい。寂しい。
わかる〜
デニーロさん、わかる〜
半分くらいはわかる〜
あと半分は狂気すぎてわからん〜
わかってしまったらアウト〜
はい。もー苦しい。
観ててめっちゃ苦しかった。
別に悪いやつじゃないんだけど、普通じゃないわけで。
悪いやつじゃないから、なおさら。
デニーロとベッツィの会話が噛み合ってない感じ、
映画デートでポルノ映画をチョイスする思考回路、
それでもめげずにアタックする感じ、
フラれたら逆ギレするところ、
少しずつ少しずつ狂気が...
でも、もう一回いうけど、別に悪いやつじゃないんですよ。
ただただ、多くの人がそうであるゆえの「普通」に属せないだけで
多くの人が属する「普通」にいられないから
もの凄く孤独だし、理解されないし、できないし。
理解できないことを理解できてないからタチ悪い感じになってるけどね。
さらにツラいことに、悪いやつじゃないから、「普通」の人たちと「正しさ」に関しての理解は近い。
だからこの街は汚い、と思うし口に出す。
ただし、熱弁するデニーロへ議員が向ける「お前も一緒ぞ」という少しデニーロに対して恐怖を感じつつも上からな視線には気がつかない。
それに気がつければいいけど、
普通になりたい気持ちがいっぱいで自分を客観視できない。
理想と現実のギャップに苦しむ。
でも妥協できない。
自分は何かを成せる人間だと思うし、
誰かに大事にされるべき人間だと思うから。
自分の人生だから、妥協できない。
負け犬だなんて思えるわけない。
間違ってないんだが。でも、若い。
間違ってないんだが!解ってない。
この世は残酷ぞ。
ではでは、何で満たそうか。
何を人と共有して、仮初の普通を得ようか。
そこで登場、便利な「正義」という名の偏見。
ため息〜
人を傷つけて得られる正義なんてないと思う。綺麗事だけど。
だって、1億%、アイリスPTSDだと思う。涙
親元に帰れたけど救われてない...
親御さんがアイリスを全力でサポートしていることを願います。
この映画のすごいところが、
「いやマジ理解できん、クソ犯罪者の思考」を
こうも完璧に映像化しているとこ。
当時はそういう意図があったか知らないけど、
今、なんていうか、この手の犯罪というか多くなった気がします。
ごめんなさい、大前提、
私は「普通」に属してると認識してます。
なんだか、マジョリティの意見を上から言ってる気分になって申し訳ない。
でも、「普通」の私たちも、同じことを思うはず。
認められたいだとか、寂しいとか。
ただし、同じことを思っても、限度がわかるし、相手の気持ちを慮れます。
相手が自分にマイナスな態度をとったら、自分にも非はなかったか?と潰れない程度に考えて反省します。
なんだか、そこのバランスがうまく取れないだけで、途端に、こんなにも、生きづらくなるんだな...って悲しくなりました。
登場人物の「会話」で
属してる場所、というのかなぁ、表すのが
お上手で。
私自身、経験あるからより身に染みるんでしょうけど、
自分と同じ程度の会話ができる相手じゃないと、まーじ会話するの辛い。
特に男女間で恋仲になりたい場合。
クソ失礼なことをはっきり言いますけど、知的レベルが同じ程度じゃない人間と話すと疲れますよね?明らかに内容無い話しかできない相手って話すと疲れるし、なんか最早こっちが恥ずかしくなる。会話続かないから気まずいし。
逆に、自分よりめちゃクソ頭いい人と話をすると、マジで自分がアホすぎて恥ずかしいし、なんかお時間割いて大変申し訳えええって思いますし。笑
身の程を知るのは大切なのだ...デニーロよ...
モンスターのシャーリーズの面接シーンを思い出して苦しくなりました。
クソクソ言いがちな自分を省みて苦しくなりました。笑
タクシー会社の仲間の会話がまさにそれで。まぁ、世間話だから中身なくていいんだけど。
ベッツィと同僚メンズはめっちゃテンポ良く会話してるのに、デニーロとベッツィの会話は...
タクシー会社の面接の時に学歴の話が出てますけど、デニーロはそこがコンプレックスでもあるんですよね。学のない自分。
ま、だからといって、本を読んだりして、ベッツィへ歩み寄ろうとはせずに、ベッツィに見合う自分になろうとはせず、ポルノ映画デートするのマジ狂気すぎて好き。笑
ありのままの自分を認めて愛して欲しいんでしょうけど。
それはただの我儘な。気づけアホ。
なんか静かに穏やかに慎ましく
生きていきたいなと思わされました。
私の知ってるロバートデニーロじゃなかった。
怖っ(´・ω・`)最高。
ジョディフォスターは若い通り越して幼い。
ベッツィがブリーラーソン系統のお顔で
美しかった。
デニーロさんがすごかった。
最後の最後の笑顔しか笑顔じゃなかった。
それまでの満たされてない時の笑顔の
目がマジで怖かった。
拍手。
ツラい映画だったけど。拍手。