タクシードライバーのRenVのレビュー・感想・評価

自分の一人の空間の中から周りを客観視した時の寂しさには共感できる。
他人の"足"であるタクシードライバー、「人のために何かをする」という部分も自分の人生と似た部分がある。
孤独や寂しさは人によってはここまで変わることがあるのかという気持ち。偶然とも言えるいくつもの出会いと、満身創痍の彼の気持ちが合わさって、ここまでジワジワと変えてしまったという恐ろしさ。
優雅だけれども不気味な音楽と、駆り立てられる不安感もよかった。
共感できた部分多かったので初めて長文。