1976年公開、監督マーティン・スコセッシ×ロバート・デニーロ。当初はブライアン・デ・パルマ監督が候補に挙がっていたとか。
ベトナム帰還兵でありNYでタクシードライバーを勤める主人公トラヴィスの孤独感、疎外感、それに起因する社会への怒りと女性への異常な執着。この主人公、生理的に受け付けなさ過ぎるがこれも戦争による負の遺産なのか。
麻薬、売春、強盗、様々な“悪”が蔓延した街。不眠症のトラヴィスは現実と虚構入り混じる中で自らが世直しをしていると錯覚し始め、結果的に救われた者も。しかし、これは果たして現実なのだろうか?
トム・スコットのサックスがかなりの回数印象的にカットインされるのは、そのシーンが全て彼の妄想なのではとすら思える🎷
デ・ニーロが取り憑かれた様にトレーニングをするシーンは印象的🏋️鏡の中のもう一人の自分はヒロイックにこちらを見ていた🪞
“俺に用か?”
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