KARIN

タクシードライバーのKARINのレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
3.6
なかなか言葉にしづらい作品、
でも心になにかが残ります。

トラヴィスは悪役なのか?
それとも正義の味方?
どうとも言えない彼の人生哲学に
考えさせられました。

そして一番忘れられないのがあの目…
ロバート・デ・ニーロは「インターン」のナイスなおじちゃんのイメージしかなかったので笑、目で全てを物語る あの演技力には本当に衝撃でした。
じっと何かを考えているシーン、台詞もなく一歩間違えると何もない場面になってしまうのに、
あれだけ惹きつけられるなんて。
まるでトラヴィスの考えていること全てが手に取るように伝わってくるようでした。

そんな名演技に魅了されつつ、複雑な気持ちになる映画でした。
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