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タクシードライバーのkoyaのレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
3.8
濡れたアスファルトに気怠さを含んだジャズ、時折ピントを外しながら流れる、汚さを隠すようにネオンが彩る街並。まさにKANDYTOWN という感じ。
内容に関しては正直よくわからなかった。ベトナム戦争など当時のアメリカ情勢を知れば、また変わってくるのかもしれない。
ただ、1人の人間が狂気じみていく様、それがタクシードライバーというごく身近な普遍的なところで起きる。描かれた狂気の意味は題名であるタクシードライバーに隠されているのかもしれないと思った。
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