記録し忘れてたけど、ジョーカーが思い出させてくれた。
ジョーカー早く観なきゃ。
これ、なんていうジャンルの映画なんでしょうね。
スコセッシっぽい映像、音楽、NYの汚さ。
場面の切り替えに流れるあのけだるい曲を聴くと何とも言えないやりきれない気持ちになる。
モヒカンのデニーロがパッケージだから最初から激しい感じなのかと思いきや、全部がけだるくて煙くて、見ていると両手が重い感じになって、映画のあともそれが続く。
クレイジーでかっこいい映画ではなくて、
ただただ、現実の辛さともどかしさ。
ヒーローとは。狂気とは。
最後のトラヴィスの笑顔に一瞬ほっとするけど、彼はまた彼の居場所に戻って行ったのかなあと感じて切なくなる。
NYの騒音の中に消えて行くタクシードライバー。
感動とは違う、なんだかわからない感情がぞわぞわと生まれて説明しにくいけど、あーーやっぱ映画っていいよね。ってなる。
けだるくて悲しい。そして、あんまり世の中変わっていないようにも見える