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タクシードライバーのNoMovieNoLifeのレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
3.9
人民武装という理念が掲げられた社会で、武器製造に携わる者だけが潤い、結局は下層に生きる人間たちが殺し合い戦争に動員され棄民化される。
そして権力を持つものには何の脅威にもならないという構造はこの当時と変わっていないのではないんじゃないかな。
止まらないカメラワークにバイオレンス、映画全体に狂気が充満している怪作。それとは対照的に非常に美しいオープニングにも心を奪われる。
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