シリーズ5作目。5作全てで監督を務めてきた山下耕作のシリーズ最後の作品。
こういうのが観たかったんだよな。
マンネリ気味だったキャストから里見浩太朗や大木実が外れて村田英雄もちょい役になったことによりかなりスッキリしていた。新たに加わった待田京介がいいしハッキリとした北島三郎の魅力が爆発していて最高。サブちゃんのようなキャラクターはこの手の作品にはいないため貴重。前作で出番が減っていた鶴田浩二も本作では非常にいい味を出している。ボスキャラの天津敏の出番がかなり多くて堪らない。そういったキャストそれぞれのバランスが良いのと流れも自然で観ていて気持ちが良かった。遠藤辰雄の服装には笑ったけど。