菩薩

邪眼:ル・デルニエ・クリの菩薩のレビュー・感想・評価

邪眼:ル・デルニエ・クリ(1997年製作の映画)
4.0
の力は別に舐めてないし、飛影も出てこないし、幽☆遊☆白書のベストバウトを挙げろって言われたら蔵馬vs鴉戦か、幽助vs酎戦かななんて、まぁ当然幽白は関係なしい、そもそも『レベルE』の方が好きだったりするけど、「アンバランスなkissをして」はカラオケで歌いたくなる。

フランス・マルセイユのアナーキー集団ル・デルニエ・クリの作品、本作を一言で説明すると「汚い」もしくは「早い」になるだろうか。もうちょっと分かりやすく言うと、『鉄男』と『逆噴射家族』と『ルナシー』を混ぜて、根本敬が『ドロヘドロ』読みながら、右耳でハナタラシの「5」、左耳でボアダムズの「POP TATARI」聴き、三日徹夜した後に泥酔、もしくはラリラリになりながら即興で作ったコラージュ作品にウンコ(下痢、これ重要)かけたのを飲み込んで吐き出したらたぶんこんな感じになる。まぁ要するに、ぐっちゃぐちゃでぬっちゃぬちゃでどろっどろでぬるっぬるでぶよっぶよっでxbjbjdふfkdgしdsdlsふぃgふぇおいあ…って、世の中に存在するありとあらゆる汚い擬音をそのまま映像化した感じ=馬鹿だねって、本当パンキッシュだとかアナーキーだとかアヴァンギャルドだとかって言うより馬鹿だねって感じ。好きか嫌いかで言ったら当然こう言うの大好き。
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