ケにゃん

ぼくらの七日間戦争のケにゃんのレビュー・感想・評価

ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)
3.5
久しぶりに鑑賞。
自分は本作主人公の彼らと同世代で、公開年の夏休みの読書感想文は皆こぞってこの映画の原作本だった。

初めて見たときは逃げてどうして勝ちなのか理解不明だった。
大人を改心させて勝ちじゃないの?とね。

でも大人になってから見ると、そんなに簡単に出来上がった仕組みは変えられないから、本気の反抗で、教師どもにひと泡ふかせてやって、それだけで成功物語と理解する。

自分たちは行動しなかったけど、この映画の彼ら彼女らに感情移入した中学生は多かったはず。青春時代の1コマになってます。

たまに見ては懐かしんで、思い出して、考える。良作。
ケにゃん

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