面白かった…小並感(笑)。
町山氏もおっしゃっていたし、わたしどころじゃなくて皆さんもよくよくご存知なのだろうけれど、これはある時期からの戦争映画のベースなのかもしれない。
戦争…「いいもんとわるもん」で決めて物語をみるのが楽ではあるのだろうけれど、実際の戦争のその前線、現場では個人の戦いが故郷での生活が現れるのかもしれない。
小学生だったか中学に上がってすぐだったか、太平洋戦争に関係したある本を読んだ時、特別攻撃隊の若者は敵艦に突っ込む時に実際には「天皇陛下万歳」ではなく「お母さん」と叫んだとか叫ばないとか書いてあった気もする。
映画の中で「他に方法はないのか?」そんなセリフが登場するのだけど、まさに戦争の不条理、ナンセンスさ、悲しみや苦しみを良く表している気がした。
時代は今や21世紀もいいところで、世界中本当に進歩している…なのに国同士が、人種間での諍いが、宗教の違いが、未だに人間同士を殺し合いへと発展させている。
バカなの??
そんな事をかんがえながら、とても興味深く…語弊があるかもしれないけれど…物凄く引き込まれた映画でした。
ありがとう。
とても良い映画だと思いまーす!