ヒラリー

女の香りのヒラリーのレビュー・感想・評価

女の香り(1968年製作の映画)
3.6
かつての大スターで不慮の事故で亡くなったライラのマネージャーが彼女にそっくりな女優エルサを見つける。
ライラの元夫で監督のルイスや元マネージャー等を再集結、伝記映画を撮る事に。
実際にライラが亡くなった屋敷・階段を見て、話を聞きながらも自分は自分、彼女は彼女と分けていながらも皆は自分を通してライラの面影を辿る。
立ち振る舞いや無意識下の行動がより彼女が彼女でないような、ライラが乗り移ったように見えたし
自分はエルサだけどルイスはライラとして扱うし、自分も自分が分からなくなる曖昧さが怖い(写真を間違えるシーンはショックよね)
終始不穏オブ不穏だけど最後もなかなか狂ってたな…なんでわろてんねん。
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